優先株式とは

優先株式とは、会社が存続中の利益や利息の配当、解散の時の残余財産の分配や、その両方などについて、他の種類の株式よりも優先的に与えられている株のことをいいます。

少し初心者にとっては難しいことになるかもしれませんが、基本となっている株式は、普通の株式で、それと比べて使用されることが多いです。

配当優先株式の場合には発行の時に取締役会議で決めた一定の額を配当として普通株式に配当を優先して受け取ることになりますが、そのあとの残った配当は、普通株と同じで配当にあずかれるか、そうでないか、参加するかしないか、優先株式に分けられます。

優先株式の内容と、発行予定株式数というのは、優先株式のタイプごとに決められています。

優先株式は業績があまり良くない会社の資金を調達する手段として利用されていたり、議決権制限株式にすることによって、会社の支配権に影響が出るのを避けるファイナンスの手口として使用されることがあります。

1997年の秋以降は金融システムに対しての不安の対応を目的にして成立した、早期健全化法といったスキームによって公的資金注入の逃げ道として、優先株は使用されています。

株の初心者が、いきなり優先株について触れるということはあまりないのかもしれませんが、優先株についてはあらかじめ知っておいた方が何かと株の取引をする上では便利になりますから、覚えておくといいでしょう。

優先株は少し複雑ではありますが、今公的資金注入の受け皿的存在です。